1.機能しない“品質表示ラベル”

お買い得な「イイ羽毛布団」を手に入れる方法をお教えする前に、少し羽毛布団の表示ラベルの実態について、お話しいたします。

第一章でも述べた通り、あらゆる繊維製品には、品質を表示する事が法律で義務づけられています。しかし、羽毛布団の表示は、ダウンとフェザーの混合率のみ記載することしか認めていません。ダックとグースとは品質に大きな違いがあるのにもかかわらず、法定表示することは法律では義務付けられていないのです。
それでは消費者の皆様が羽毛ふとんの良し悪しを判断するのに大変不便であるということで、「日本羽毛製品協同組合」が認定し、ダックとグースの表示などを任意で行なっています。

また、「日本羽毛製品協同組合」は、羽毛布団の基本性能であるかさ高に着目し、羽毛布団に使用されている羽毛の品質を4つのグレードで区分した、「ゴールドラベル」というものを発行しています。

  • プレミアムゴールドラベル
  • ロイヤルゴールドラベル
  • エクセルゴールドラベル
  • ニューゴールドラベル

以上の4つで区分されています。

区分の基準は

  • プレミアムゴールドラベル

・・・かさ高:180mm以上

  • ロイヤルゴールドラベル

  ・・・かさ高:165mm以上

  • エクセルゴールドラベル

  ・・・かさ高:145mm以上

【ゴールドラベルの種類】

 ニューゴールドラベル
  ・・・かさ高:120mm以上

となっています。
ゴールドラベルの種類
これだけ見れば、分かりやすく、安心のラベルで非常によいのですが、しかしこれは、飽くまで、業者の任意団体ですので、いろいろ問題が生じています。

違反しても、法律違反ではありませんので違反者が後を絶たないのです

もちろん組合でも、悪質業者にはゴールドラベルの発行停止、脱会勧告、除名などの処分で品質の保持に努めていますが、業者団体の組合ですから、実際に処分されるのは年間1、2件程度で、実際は不正表示はなくならないのが現状です。

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